御荘事前復興まちづくり


担当:松永隆宏、小野寺菜乃(社会基盤学専攻)、山田海音(建築学専攻)、西村萌希、能祖遥一(都市工学専攻)

愛南町御荘地区を担当した本グループでは,現地調査や南宇和高校生,住民,行政の方との議論を通し,観自在寺を軸とした遍路文化の継承と長期的なまちの在り方について提案した.「集まれる場所がない」という高校生の意見から,継承者不足に直面している遍路宿を地域内の小規模拠点として再生・維持するプランをデザインし,同時に低平地から寺が立地する旧市街地への重心移動を提案した.
住民向け報告会では提案報告に加え,2テーマについてワークショップを展開した.

活動の概要

宇和島市での現地調査 (4/20~22)
南宇和高校生や自主防災組織、行政の方との合同調査。ワークショップでまちの課題について議論。

報告会、ワークショップを実施(8/4)
愛南町役場にて高校生も参加し成果報告と意見交換のワークショップを実施した。

地域の事前復興に関するワークショップ (11/16)
平城公民館にて住民の方向けに報告会及びワークショップを実施.ワークショップは「避難生活でも続けたい日課」と「発災から10年後の御荘のまち構造」の2テーマを用意した.前者では地域拠点の発災後の機能を考えることを目的に,普段の何気ない活動が発災後も継続するにはどう備えれば良いかを考えた.また後者ではまちの将来像を4ケース提示し,各シナリオを比較・融合しながら発災から10年後の御荘のまち構造を考えた.

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