次世代都市国際連携研究機構では、下記のとおり公開セミナーを開催しました。

次世代都市国際連携研究機構公開セミナー

土地問題から考える都市の在り方とインクルーシブな社会


日時:2023年7月6日
報告者:吉原祥子(東京財団政策研究所)
プログラム:
 問題提起:小熊久美子(都市工学専攻)
 報告:吉原祥子「近年の土地制度の見直しについて―「適正な利用・管理」に向けた動きと課題―」
 質疑、 討論

報告概要
人口減少、高齢化、土地利用ニーズの低下、相続の増加、所有意識の希薄化などを背景として増加する所有者不明土地(不動産登記簿で所有者が判明しない土地、所有者の所在が不明な土地)の問題に対する制度の見直し(2021年)と、今後の方針である「地域管理構想」とその課題が紹介された。

討論概要
下記の点について意見が交わされた。
・地方都市における「地域管理構想」を運用する主体
・土地の需要低下と相続土地国庫帰属制度
・抜本的な政策思想の転換の可能性
・山林と木材供給、水資源
・外資と安全保障