次世代都市国際研究体にて、インフラの維持管理とまちづくりに関するフォーラムを開催いたします。
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次世代インフラデザインフォーラム

インフラの維持管理と社会領域の持続可能性


[開催概要]
本フォーラムは、栃木県におけるインフラマネジメントと都市・地域づくりの将来像を検討するため、学術と実務の知見を融合させる場として開催する。基調講演には藤野陽三氏を迎え、インフラ研究の難題と都市再生の展望についてご講演いただく。さらに若手研究者や実務者による報告と討議を通じ、学術成果を社会実装へと結びつけ、持続可能な地域社会の形成に資することを目指したい。
セッション1「インフラ維持管理の未来」では、藤野陽三氏より八潮事故を踏まえたインフラ研究の課題やmixed culture論について講演いただく。続いて水谷司氏、大野元寛氏、須賀理帆氏がそれぞれインフラ劣化推定、高機能素材開発、道路発注最適化の成果を報告し、藤野教授に質問を投げかける対談形式でインフラマネジメントの未来像を議論したい。
セッション2「社会領域の持続可能性を目指して」では、実務者によるパネルディスカッションを実施し、国(関東地方整備局)、県、宇都宮市、鉄道事業者(東武鉄道)、通信事業者(NTT東日本)が登壇する。道路管理の現状と展望、道路劣化センシング技術、都市ビジョン、鉄道マネジメント、都市空間整備について報告いただき、学術的知見と実務的経験を結びつけ、栃木の将来を見据えたインフラマネジメントの方向性を検討する。
[主催]
次世代都市国際研究体(NTT東日本、次世代都市国際連携研究機構)
[協力]
国土交通省関東地方整備局、栃木県、宇都宮市、東武鉄道株式会社
[日時]
11月30日(日)9:30~12:00
[会場]
栃木県立総合文化センター第1会議室(Zoom会議による同時配信)
[プログラム]
開会挨拶 羽藤英二(東京大学)
セッション1 インフラ維持管理の未来
基調講演 藤野陽三(城西大学・東京大学名誉教授)
報告1 水谷司(東京大学生産技術研究所 准教授) 地下インフラの三次元国土規模透視
報告2 大野元寛(東京大学大学院工学系研究科 特任講師) コンクリート材料技術とインフラ維持管理
報告3 須賀理帆(東京大学大学院工学系研究科 博士課程) 道路劣化モデルと維持管理発注の最適化
セッション2 社会領域の持続可能性を目指して
報告1 河村英知(関東地方整備局 道路部長) 道路管理の現状と展望
報告2 横尾元央(栃木県 県土整備部次長) 持続可能な社会基盤の形成
報告3 佐々木理(NTT-ME 社会インフラデザイン部長) 持続可能なインフラメンテナンスの実現に向けた取組み
報告4 田中成興(宇都宮市副市長) 道路・軌道空間の遷移と都市ビジョン
報告5 越野晴秀(東武鉄道株式会社 経営企画本部課長) 鉄道まちづくりとインフラマネジメント
進行 羽藤英二
閉会挨拶
全体司会 中尾俊介(東京大学)