次世代都市国際連携研究機構・WG3レジリエンス都市研究・「水と都市」研究会では、下記の通り公開セミナーを開催いたします(ハイブリッド開催)。
参加をご希望の場合は、フォームからお申し込みください。会議情報をお送りします。

 

次世代都市国際連携研究機構公開セミナー

水沿居住の日伊比較


[日時] 7月30日(日)10:00~12:00
[会場] 東京大学本郷キャンパス工学部1号館・4階セミナー室A(ハイブリッド開催)
[プログラム]
趣旨説明 中尾俊介(東京大学)
報告1 小関玲奈( 日本工営株式会社 ) 「水害常襲地方都市の近代都市形成史」
報告2 益子智之(東京都立大学) 「イタリア・フェッラーラの水辺空間と生活文化」
質疑・討論
[趣旨]
水辺の居住形態は世界各地に確認される。その背景には、水に関わる生業や居住地の選択、あるいは低地居住を促す都市計画や市街地の拡大が想定される。他方で、水によりそう立地においては水害のリスクが避けがたく存在し、技術的な、または慣習的な対策が必要となる。こうした生業、都市計画、災害対策は、各地の都市に固有の居住形態を生み出したものと考えられる。
本研究会では、都市計画、土木技術、習俗や生活文化に注目し、日本・イタリアの事例比較から「水沿居住」のあり方を考えてみたい。