下記のとおりシンポジウムを開催いたします。
ご参加お待ちしております。


(ポスター画像をクリックするとpdf画面になります。)

日時:2025年3月19日(水)13:30開場,14:00開始
場所:東京大学工学部1号館 15 号講義室
〔東京都文京区本郷 7-3-1 東京大学本郷キャンパス内:東京メトロ南北線東大前駅より 7 分〕

東京臨海部ではその地理的ポテンシャルを揺動させるように、建設が進むリニア新幹線や羽田国際空港との近接性の高さから少しづつ新たな動きが自然しはじめています。海であり陸であり都市であり原っぱでもある、そんな汀の新たなデザインを、第3回海の手線シンポジウムではみんなで議論します。多様化する東京の新たなインフラを考える上で、私たち自身が汀に立つようにお互いの存在を認め合うことから、新たな公共空間と拠点づくりをはじめられないだろうか。野坂周子による首都の道路の未来像の話を皮切りに、新結合が期待される超高速・超自動・超分散の移動革命の波に備える新たな拠点づくりとその未来像を演出家の高山明を討議者にして議論した後、建築家の⻘木淳と羽藤英二が東京と地域の未来像を移動の文化論を通じて対論し、最後に森昌文と今後のインフラプロジェクトの課題と未来像を総括する。

プログラム

1. 道路の未来 14:00-14:45
基調講演:野坂周子(国土交通省関東地方整備局道路部長)
首都の道路の現状と未来を概説し、海の手線の実装に向けた課題と可能性を議論する。

2. 海の手線とその拡張 14:45-16:00
東京大学共同研究
海の手線の開発と制度設計 坪内舞子(清水建設株式会社)
八重洲の街づくりについて  園田泰三(三井不動産株式会社)
虎ノ門・麻布台の交通拠点 加藤昌樹 (森ビル株式会社)
ジャパンテラス構想  伊藤明広(東海旅客鉄道株式会社)
討議者: (演出家・東京藝術大学教授)高山明
海の手線を構成する海の駅・丘の駅・川の駅の各駅まちづくりと、自動走行路線と連動した都市計画の制度設計とその課題を議論する。

3. 海の手線のスケッチ 16:15-17:15
討議者: 青木淳(建築家)×羽藤英二(都市工学者)
高度に発展した山手線に対して、汀にスケッチされる新たな海の手線は、私たちの社会が直面する問題にどのように向き合い、新たな可能性が描けるだろうか。移動・文化・広場・公共空間・自動走行といったさまざまな視点から東京と地域の未来を論じたい。

4. まとめ 17:15-17:30
討議者:森昌文(内閣総理大臣補佐官)

参加方法:事前申請制・参加費無料

申込先 :申し込みフォーム (https://forms.office.com/r/jDHj3jhq5w
以下の 6 項目を申し込みフォームにてご回答ください。
1. 申込者氏名 2. 申込者所属 3. 部署 4. 役職 5. 連絡先(メールアドレス) 6. 申込人数
※定員に達し次第、申し込みフォームを閉じさせていただきます。

連絡先 :東京大学 中尾 (nakao[at]bin.t.u-tokyo.ac.jp)邱 (qiu[at]bin.t.u-tokyo.ac.jp)
ご不明な点がございましたら上記アドレスまでご連絡ください。

主催:東京大学次世代都市国際研究機構