危機において都市はどうふるまうのか?

本WGでは,個人の意思決定行動理論に基づく,時空間スケジューリングモデルを下敷きに,さまざまな都市におけるリスクに対する人々の挙動を再現し,頑健な都市の形を議論するとともに,国内外の危機の都市史を概観しながら,四国西南地域の各自治体や,福島や中津川,松山市などのさまざまな自治体と連携して,事前復興の研究に取り組む.さらにCOVID-19におけるリモート化が都市の流動に与えた影響に着目して,江東区と連携した東京臨海都市2050ビジョンを描くことを目指している.